文化・広報イベントレポート

令和元年12月31日

イベントレポート(2019)

日中韓共同音楽公演

11月22日(金)、当地の日本、中国、韓国の3総領事館及びメルボルン大学アジアリンク共催による日中韓合同音楽公演がメルボルン大学のメルバホールにて開催されました。当日演奏を行った団体は和太鼓りんどう(日本)、澳洲敦煌芸術中心(中国)、SORI (韓国)で、各団体ごとによる演奏後、3か国の合同パフォーマンスも行われました。同コンサートには約150名のゲストが参加しました。
澳洲敦煌芸術中心 SORI
和太鼓りんどう 合同パフォーマンス
集合写真  

メルボルン日本映画祭オープニング

11月21日(木)、今年で第23回を迎える国際交流基金シドニー日本文化センター主催のメルボルンの日本映画祭がメルボルンのキャピトル・シアターにて開幕しました。オープニング映画「マスカレード・ホテル」上映の前に斉藤俊亮首席領事が挨拶を行いました。
キャピトル・シアター 斉藤首席領事による挨拶
 

鶴岡路人慶応義塾大学准教授講演

11月11日(月)、当館はラトローブ・アジアと共催で、安全保障及び防衛政策を専門とする鶴岡路人慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授による「不安定な地域における安定性の維持:日本の視点」と題する講演会を開催しました。
同講演会はメルボルン市内のビクトリア州図書館で開催され、鶴岡准教授とラ・トローブ・アジア理事長のグラハム・ユーアン氏による対談形式で行われました。講演会には70名以上が出席しました。td>
鶴岡准教授、ユーアン氏 講演会の様子
 

JETプログラム帰国者歓迎会

10月30日(水)、本年帰国したJETプログラム参加者10名を歓迎する松永総領事主催のレセプションが総領事公邸にて行われました。同レセプションでは、ビクトリア州政府日本友好議連のシンディ・マクリーシュ影の教育担当大臣が挨拶をされたほか、自治体国際化協会(CLAIR)シドニー事務所長、豪日協会代表、日本語教育関係者、過去のJET参加者、メルボルン日本商工会議所理事等が出席しました。
集合写真
 

第50回日本語弁論大会 ビクトリア州選考会

9月8日(日)、第50回日本語弁論大会ビクトリア州選考会がメルボルン大学にて開催され、松永一義総領事が出席しました。日本の社会や文化をユニークな視点で語る出場者34名が100名以上の聴衆の前で日本語の弁論を競いました。

各州及び地域からの高校生部門・オープン部門の優勝者は10月12日(土)にシドニー国際交流基金にて開催された豪州大会に出場しました。ビクトリア州選考会の高校生部門優勝者、キャサリン・リュウさんは全国大会でも優勝しました。
High School Division Contestants Open Division Contestants

受賞者については上のとおり。クリックすると拡大します。
 

東京2020大会1年前カウントダウン・レセプション

8月6日、松永総領事は豪州オリンピック関係者や日本及び豪州のビジネス代表者らを公邸に招き、東京2020大会まであと一年を祝うレセプションを開催しました。

同レセプションには、ダニエル・グリーン・ビクトリア州スポーツ担当大臣政務官、イアン・チェスターマン豪州2020オリンピック選手団団長、現役豪州オリンピック選手、1964年東京五輪大会及びその他の五輪大会出場経験のある元豪州オリンピック選手らなどが出席しました。
Group Photo
Consul-General Matsunaga's speech Mr Ian Chesterman's speech
 

JETプログラム歓送レセプション

7月22日、松永総領事主催による2019年度JETプログラムのビクトリア州からの参加者36名を歓送するレセプションが公邸にて開催されました。この歓送レセプションには、コリン・ブルックス州下院議長、ブラッド・ロウズウェル州下院議員、スーザン・コールズ外務貿易省ビクトリア州オフィス副所長、赤岩自治体国際化協会シドニー所長のほか、元JET参加者、日本語教育関係者、メディアの方々や、日本商工会議所会員らが参加しました。

これらのJET参加者は7月27日に出発し、外国語指導助手又は国際交流員として一年間日本に滞在します。本年度はビクトリア州、タスマニア州及び南オーストラリア州から合計48名の参加者がJETプログラムに新規参加します。

JETプログラムについての詳細はこちらまで。
 

フランク・ワトソン・ペイトン氏への勲章伝達式

7月5日、松永総領事は公邸で、令和元年春の外国人叙勲で瑞宝中綬章を受章したフランク・ワトソン・ペイトン氏への勲章伝達式を開催しました。この勲章は同氏の長年に亘る日本国総領事館顧問弁護士としての活躍に加え豪日協会の役員として日豪友好関係の醸成に寄与した功績を称え、天皇陛下から授与されたものです。

当日は、ご家族や友人らが伝達式に参加し、ペイトン氏への叙勲を祝いました。
Mr Paton and Consul-General Matsunaga Mr Paton's speech
 

ジャパン・ロードショー2019

5月20日、松永一義総領事はメルボルン市内にて開催された日本政府観光局(JNTO)主催のジャパン・ロードショー2019と称するセミナー・商談会に出席し、開会の挨拶を行いました。同セミナー・商談会には、多数の当地旅行会社および旅行業界関係団体、日本の地方自治体、観光協会関係者などが出席しました。

松永総領事は挨拶の中で、新元号「令和」の意味、 伝統と現代の両面が和をもって共存する日本、日本を訪れる観光客が文化を実際に体験する大切さなどについて述べました。

同セミナーでは元ラグビー日本代表チームのクレイグ・ウィング氏やJNTOによるプレゼンテーションも行われました。
 

ラグビーW杯広報に関わるレセプション

5月14日、当地ラグビー・ユニオン・チームのメルボルン・レベルズが日本のサンウルブズと対戦するために訪日することに合わせ、レベルズ選手、コーチ及び関係者、ビクトリア州ラグビー関係者、州政府関係者、旅行業者を含む日豪ビジネス関係者を招き、総領事公邸にてラグビーW杯及び2020東京オリパラ広報に関わるレセプションを開催しました。
同レセプションには、ルーク・ドネラン州議会議員、デビッド・ホジェット影の観光スポーツ主要イベント大臣、ティム・ノースラグビービクトリア会長、ポール・ドカティーメルボルン・レベルズ会長、デイン・ハイレットぺティレベルズキャプテン(豪州代表)など約60名が参加しました。
 

天皇陛下即位を祝うレセプション

5月6日、総領事公邸において天皇陛下即位を祝うレセプションが開催され、リンダ・ダソウビクトリア州総督をはじめ、ジョッシュ・ブル多文化担当大臣政務官、デイビッド・デイビス影の大臣など30名以上が出席しました。

レセプションでは、ダソウ総督による祝辞と松永総領事からの挨拶及び天皇陛下とメルボルンの繋がり(初めての海外訪問がメルボルンでのホームステイであったこと)についての説明がありました。その後、書道家による新元号「令和」の揮毫が行われました。また、参加者は琴の生演奏を聞きながら裏千家による茶道のお点前の実演体験や、生け花インターナショナルによる生け花等の日本文化を楽しみました。
 
 

元国費外国人留学生レセプション

3月29日、松永総領事は国費外国人留学生制度により日本に留学した元留学生を公邸に招きレセプションを開催しました。出席した元国費留学生13名の一人一人が日本での生活、日本との関わり、近況報告等の自己紹介を行いました。本レセプションは帰国留学生同士の繋がりを築く良い機会となったほか、当地における文部科学省国費留学生同窓会の正式な立ち上げとなりました。

国費外国人留学生制度についてはこちらをご覧ください 。
 

松田康博東京大学教授による講演会

3月15日、当館はモナシュ大学と共催で、「安全保障か経済かのジレンマ:『新冷戦』下における日本の戦略」と題する講演会を、メルボルン市内のモナシュ大法学部講堂にて開催しました。

講師の松田康博東大教授は「新冷戦」について説明するとともに、日本が中国及び米国との関係において抱えるジレンマと今後の日本の取るべき戦略について論じました。講演会には50名以上が出席しました。
 

バーンサイド市への在外公館長表彰

3月4日(月)、南オーストラリア州バーンサイド市公立図書館において、バーンサイド市への在外公館長表彰の伝達式が行われ、松永総領事より同市に対し表彰状が贈られました。この伝達式には、同市アン・モンスー市長を含む市議会議員計4名の他、アンドリュー・マクラクラン南オーストラリア州議会上院議長や日本語教育者及び日本関連団体関係者ら計34名が参加しました。

バーンサイド市は、昨年10周年を迎えたJapanese Culture Day(日本文化デー)と称する日本関連イベントを南オーストラリア豪日協会の協力の下で毎年実施し、南オーストラリア州における日本文化の普及・促進に貢献してきました。また同イベントの開催場所となっているバーンサイド図書館では、日本関連書籍を多数所蔵しているほか、2008年から日本人ボランティアの支援を得て、日本語を併記したオンライン・カタログを展開し、在留邦人を始め日本語学習者の利便性向上に貢献しています。日豪間の相互理解と友好親善を深めた以上の功績を称え表彰が行われました。
 

メルボルン夏祭り

2月24日(日)、メルボルン市内のフェデレーション・スクエアにて本年10回目を迎える2019年メルボルン夏祭りが開催されました。日本から鈴木憲和外務大臣政務官や、新任の髙橋礼一郎在豪日本国大使が出席したほか、本年の夏祭りには約4万人の来場者が訪れました。

オープニングに着物姿でスピーチを始めた松永総領事は、途中で忍者姿に変身するなどしながら、メルボルン多文化社会の重要な要素をなしているインターカルチャーの重要性を強調する挨拶をしました。

来場者は、和太鼓、三味線、三線、盆踊りやよさこい踊りなどのパフォーマンス、居合道のデモンストレーションなどを楽しむとともに、会場は日本食及び日本文化関連の出店で賑わいました。
 

ロズニー・カレッジへの在外公館長表彰

2月16日(土)、タスマニア州ホバート市においてロズニー・カレッジへの在外公館長表彰の伝達式が行われ、松永総領事より同校に対し賞状が贈られました。この伝達式には、同校で太鼓演奏の活動を行う生徒の他、ペトルスマ・タスマニア州障害者サービス・コミュニティ開発大臣をはじめとするタスマニア及び日本関係者約60名が参加しました。

同校の太鼓クラブは2014年から太鼓の演奏活動を行っており、昨年は訪日し日本の中学生と交流するなど、日豪間の相互理解と友好親善を深めた功績に対して表彰を行ったものです。

同校は引き続き太鼓の演奏活動を継続していくこととしており、日本文化を通じた更なる日豪交流が期待されます。
 

車いすテニス・ジュニア・キャンプ及びメルボルン車いすテニスオープン開会イベント

1月14日(月)、松永総領事は当館とテニス・オーストラリアとの共催で開催した車いすテニス・ジュニア・キャンプ及びメルボルン車いすテニスオープンの開会イベントに出席しました。同イベントはヒューム・テニス・コミュニティー・センターにて行われ、日本より招聘された3名のジュニア選手のほか国枝慎吾選手や上地結衣選手ら世界トップクラスの車いすテニス選手らとコーチ及び大会関係者ら約120名が参加しました。

同イベントでは公邸料理人による寿司、お好み焼き、飛騨牛等を提供し来場者に日本の食文化に親しんでもらったほか、「アニ×パラ~あなたのヒーローは誰ですか~」の車いすテニス編の英語字幕版を上映し好評を得ました。アニ×パラは公共放送NHKが2020年の東京パラリンピックを控えて制作した短編アニメシリーズで、アニメを通じてアスリートの知られざる物語を描き、パラスポーツに対する関心を高めてもらおうとするものです。車いすテニス編主演の国枝選手自身による解説もあり会場は大変な盛り上がりをみせました。

また、同イベントでの松永総領事の挨拶や上地選手へのインタビューでは、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて日本が多様で包括的な社会の実現に向け積極的に取り組む姿勢をアピールしました。