南オーストラリア州における家賃補助金の申請条件緩和(COVID-19関連)(2020年9月1日)

令和2年9月1日
【ポイント】
●8月29日、南オーストラリア(SA)州政府は、最大1,000ドルの家賃補助金への申請条件を緩和しました。

【本文】
1.8月29日(土)、SA州政府は、最大1,000ドルの家賃補助金への申請条件を緩和しました。これまで条件の一つであったJobKeeperやJobSeekerの受給が条件から除かれたことで、過去一年以上就労されていなかった方や、一時滞在ビザ保持者などにも申請資格が拡大されます。

2.申請資格
預金が5,000ドル以下で家賃が収入の30%以上を占めており、2020年3月30日以降、以下の条件のいずれか一つに当てはまる住宅の賃借人が対象となります。
(1)失業した方
(2)労働時間が20%以上短縮した方
(3)収入が20%以上減少した方
(4)個人事業を経営しており、事業が停止、または売上が20%以上減少した方

3.最大6ヶ月分の銀行口座や収入明細書の提出により審査が行われ、条件を満たしている場合、賃貸人に最大1,000ドルの補助金が支払われます。

4.家賃補助金は以下のリンクより申請できます。申請の締め切りは9月30日(水)です。
https://www.treasury.sa.gov.au/Growing-South-Australia/COVID-19

【参考情報】
SA州首相発表
https://www.premier.sa.gov.au/news/media-releases/news/more-sa-tenants-to-be-able-to-access-$1000-in-rent-relief

当館HP 新型コロナウイルス関連情報
https://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/novelcoronavirus_links.html