TAS州やSA州の州境制限措置の変更及びSA州の緊急事態宣言延長(COVID-19関連)(2020年7月27日)
令和2年7月27日
【ポイント】
●TAS州政府は、8月7日より、SA州、WA州、NTからの入州者に対し14日間の自己隔離を免除すると発表しました。
●7月31日より、NSW州、QLD州、 ACTからTAS州への入州の際に求められる政府指定施設での自己隔離が有料化されます。
●一部の例外を除き、NSW州の感染多発地域、VIC州からの入州は認められません。TAS州居住者や一部例外対象者は、7月31日より、入州の際にCOVID-19検査を受けることが義務付けられます。
●SA州政府は、非常事態宣言を8月22日まで延長し、また7月29日12:01より、原則、SA州居住者においてもVIC州からSA州への入州を禁止すると発表しました。
【本文】
1.7月24日、TAS州政府は州境制限措置の変更を発表しました。
(1)対象地域と制限措置
(ア)SA州、 WA州、NTからの入州
8月7日より14日間の自己隔離が免除されます。
(イ)NSW州、QLD州、 ACTからの入州
これまで通り14日間の政府指定施設での自己隔離が必要です。なお、7月31日より有料化(大人2,800ドル)となります。
(ウ)NSW州の感染多発地域(注)、VIC州からの入州
一部の例外を除き入州は認められません。TAS州居住者や必要不可欠なサービスを提供する者は、7月31日より、入州の際にCOVID-19検査を受けることが義務付けられます。
(注:感染多発地域→https://coronavirus.tas.gov.au/travellers-and-visitors/g2g-pass/current-high-risk-locations)
(2)入州オンライン事前申請(G2G PASS)
TAS州への入州者は、G2G PASSが必要です。8月7日以降に入州予定の方は、7月29日以降に申請をする必要があります。なお、虚偽の申告をした場合、最高16,800ドルの罰金、または最高6ヶ月の懲役が科されます。
G2G PASS TASMANIA: https://www.g2gpass.com.au/tasmania
(3)健康確認
8月7日より、TAS州の空港や港で、体温測定等の健康確認が行われます。その結果、熱、咳、喉の痛み等の症状が認められる場合はCOVID-19検査を受けることが義務付けられます(注1)。但し、TAS州政府の別のHP(注2)では義務ではなく推奨と記述されています。現時点ではどちらが正しいか不明ですので、TAS州に入州の場合は最新情報を確認願います。
(注1:TAS州首相メディアリリース)
https://www.coronavirus.tas.gov.au/media-releases/update-on-border-restrictions
(注2:TAS州政府Important community updates)
https://coronavirus.tas.gov.au/facts/important-community-updates
2.SA州政府による非常事態宣言の延長及び州境制限強化
(1)7月25日より28日間の非常事態宣言の延長が発表されました。
(2)SA州政府はVIC州からの州境制限を強化し、7月29日12:01より必要不可欠な移動を除き、SA州居住者においてもVIC州からSA州への入州が禁止されます。
【参考情報】
TAS州首相メディアリリース
https://www.coronavirus.tas.gov.au/media-releases/update-on-border-restrictions
TAS州政府:州境制限
https://coronavirus.tas.gov.au/facts/important-community-updates
SA州政府非常事態宣言の延長
https://www.covid-19.sa.gov.au/emergency-declarations/emergency-declaration
SA州政府:州境制限強化
https://www.covid-19.sa.gov.au/restrictions-and-responsibilities/travel-restrictions#compliance
当館HP 新型コロナウイルス関連情報
https://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/novelcoronavirus_links.html
●TAS州政府は、8月7日より、SA州、WA州、NTからの入州者に対し14日間の自己隔離を免除すると発表しました。
●7月31日より、NSW州、QLD州、 ACTからTAS州への入州の際に求められる政府指定施設での自己隔離が有料化されます。
●一部の例外を除き、NSW州の感染多発地域、VIC州からの入州は認められません。TAS州居住者や一部例外対象者は、7月31日より、入州の際にCOVID-19検査を受けることが義務付けられます。
●SA州政府は、非常事態宣言を8月22日まで延長し、また7月29日12:01より、原則、SA州居住者においてもVIC州からSA州への入州を禁止すると発表しました。
【本文】
1.7月24日、TAS州政府は州境制限措置の変更を発表しました。
(1)対象地域と制限措置
(ア)SA州、 WA州、NTからの入州
8月7日より14日間の自己隔離が免除されます。
(イ)NSW州、QLD州、 ACTからの入州
これまで通り14日間の政府指定施設での自己隔離が必要です。なお、7月31日より有料化(大人2,800ドル)となります。
(ウ)NSW州の感染多発地域(注)、VIC州からの入州
一部の例外を除き入州は認められません。TAS州居住者や必要不可欠なサービスを提供する者は、7月31日より、入州の際にCOVID-19検査を受けることが義務付けられます。
(注:感染多発地域→https://coronavirus.tas.gov.au/travellers-and-visitors/g2g-pass/current-high-risk-locations)
(2)入州オンライン事前申請(G2G PASS)
TAS州への入州者は、G2G PASSが必要です。8月7日以降に入州予定の方は、7月29日以降に申請をする必要があります。なお、虚偽の申告をした場合、最高16,800ドルの罰金、または最高6ヶ月の懲役が科されます。
G2G PASS TASMANIA: https://www.g2gpass.com.au/tasmania
(3)健康確認
8月7日より、TAS州の空港や港で、体温測定等の健康確認が行われます。その結果、熱、咳、喉の痛み等の症状が認められる場合はCOVID-19検査を受けることが義務付けられます(注1)。但し、TAS州政府の別のHP(注2)では義務ではなく推奨と記述されています。現時点ではどちらが正しいか不明ですので、TAS州に入州の場合は最新情報を確認願います。
(注1:TAS州首相メディアリリース)
https://www.coronavirus.tas.gov.au/media-releases/update-on-border-restrictions
(注2:TAS州政府Important community updates)
https://coronavirus.tas.gov.au/facts/important-community-updates
2.SA州政府による非常事態宣言の延長及び州境制限強化
(1)7月25日より28日間の非常事態宣言の延長が発表されました。
(2)SA州政府はVIC州からの州境制限を強化し、7月29日12:01より必要不可欠な移動を除き、SA州居住者においてもVIC州からSA州への入州が禁止されます。
【参考情報】
TAS州首相メディアリリース
https://www.coronavirus.tas.gov.au/media-releases/update-on-border-restrictions
TAS州政府:州境制限
https://coronavirus.tas.gov.au/facts/important-community-updates
SA州政府非常事態宣言の延長
https://www.covid-19.sa.gov.au/emergency-declarations/emergency-declaration
SA州政府:州境制限強化
https://www.covid-19.sa.gov.au/restrictions-and-responsibilities/travel-restrictions#compliance
当館HP 新型コロナウイルス関連情報
https://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/novelcoronavirus_links.html