総領事挨拶

令和7年1月1日

総領事新年の挨拶

撮影者
 新年あけましておめでとうございます。昨年11月に在メルボルン日本国総領事として着任した古谷徳郎です。4年振りに豪州で新年を迎えました。以前キャンベラの日本大使館で勤務していましたので、2度目の豪州勤務となります。豪州の人達は明るく優しく、再び豪州に戻って来られたことを大変嬉しく思います。
 
 着任後は早速メルボルン地域の中で、そして昨年12月には南オーストラリア州を公式訪問し、両州の政府・経済関係者及び在留邦人の皆様にお会いすることができました。タスマニア州にも今年1月初めに公式訪問を行う予定です。当館としては、企業の方々、永住者の方々、あるいは留学生やワーキングホリデーを含めた短期滞在者の方々など、幅広い在留邦人の皆様のために出来る限りのことをしたいと考えており、開かれた総領事館を目指していきます。
 
 昨年10月名古屋で行われました第61回日豪経済会議と、着任数日後キャンベラで開催された豪州日本商工会各支部合同年次交流会に出席しました。日豪経済人や政府関係者の方々にお会いし、日豪両国は国内外の政治情勢変化や不安定な国際情勢にかかわらず、ゆるぎない関係で結ばれていることを再認識しました。これからも、多くの日豪関係者の方にお会いし知見を深めながら、両国の友好と協力関係の一層の強化のために全力を尽くしたいと考えています。
 
 今年は愛知県とビクトリア州が友好提携45周年を迎えます。前述の日豪経済会議には、ビクトリア州のガードナー総督も出席されました。 このような姉妹都市間を含む幅広い層による人的交流が本年も活発に行われることを願っています。
 
 今年の干支は乙巳(きのとみ)で、「努力を重ね、物事を安定させていく」という意味合いを持つ年とされています。皆様と共に良い年にして参りましょう。

 
令和7年1月
在メルボルン日本国総領事 
古谷徳郎