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レンタカーを巡るトラブル

総領事館からのお知らせ(11月)

平成24年11月20日

レンタカーを巡るトラブル

 レンタカーは,比較的自由に旅行計画を立てることができ,大人数で利用すれば経済的に旅行できるという点で魅力的ですが,その反面,交通事故や交通違反など,利用者自身が気をつけなければならないことも多くあります。
 邦人の方がレンタカーを巡るトラブルに巻き込まれるケースも後を絶たず,車両を返却した後に身に覚えのない高額な修理費を請求されるというケースも発生しています。
 このようなトラブルを防ぐためには,利用開始前によく車両を点検し,もし傷や凹みがあれば,しっかりと事前に業者にそのことを確認させることが重要です。
 車両の返却時にも,しっかりと確認を求めることが重要ですが,なかには担当者が事務所に常駐しておらず,返却時に車両確認をせずに,事務所などに設置された専用の箱(キードロップ・ボックス)などにエンジンキーと書類を投函するだけという方式を取っている業者もあります。
 このような場合,特に,利用終了時にナンバープレートを入れて車両の写真を撮っておき,ボディーに傷がついてないことを証明できるようにしておくことが,後日のトラブル防止のために有効です。
 万が一,身に覚えのない請求があった際には,クレジット会社等に早期に連絡して対応して下さい。
 慣れない土地での運転では,交通事故のリスクは高くなりますので,もしもの時に備えて,十分な保険への加入をおすすめします。また,飲酒運転などで事故を起こした場合には,保険料が支払われないことがあります。運転前日も酒量を控えるようにして,「二日酔い運転」にならないように十分に注意して下さい。