インターネットを悪用した賃貸物件に関する振り込め詐欺事件/わいせつ被害に対する注意
総領事館からのお知らせ(6月)
平成24年6月20日
インターネットを悪用した賃貸物件に関する振り込め詐欺事件
条件のよい賃貸物件に住みたいという気持ちにつけ込む詐欺被害が、昨年から相次いでいます。インターネットの掲示板に好条件な賃貸物件の募集広告を掲載し、家主を装って「海外に住んでいる」などと巧みに語り、賃料名目で海外に送金させる悪質な手口です。
現金を振り込んだ後に連絡が取れなくなり、確認すると、実際には該当する物件が存在しなかったり、全く無関係の人が家主であることがわかり、詐欺被害に気付くというものです。
不動産の賃貸については、契約や現金の振り込みの前に、物件をよく確認することがトラブルの最大の防止策です。
「早く振り込まなければ、ほかの人に貸してしまう」等と、物件の下見よりも先に現金を振り込むように言われたら、詐欺の可能性を疑って下さい。
わいせつ被害に対する注意
街や語学サークル等で出会うほとんどの方は善良な方々です。
その一方で、親切心を装って、わいせつ行為目的で近づいてくる者がいます。
たとえ親切であっても、初対面や、よく知らない人を信じて二人きりになることは避けて下さい。また自分の飲み物から目を離さないことなどを心がけて下さい。(薬物を混入されるおそれもあります。)
また滞在先やシェアハウスで、身体に触られる、入浴の際に覗かれるなどの相談も寄せられています。ひとりきりで悩まずに、しっかりと拒否の意思表示をするとともに、信頼できる方に相談して、被害がエスカレートしないように、しっかりと対応することが重要です。