強盗被害に対する注意
総領事館からのお知らせ(11月)
強盗被害に対する注意
10月30日(金)、邦人女性がメルボルン市内を歩行中、二人組の男にバックを奪われ、その際に手や足を負傷するという強盗事件が発生しました。被害当時の詳しい状況は以下のとおりです。
被害者は、午後10時30分ころ、サウスバンクのWells Street(NGV(National Gallery of Victoria)の南方約200m)を1人で歩いていたところ、突然目の前に現れた2人の男(いずれも身長175cm位で、上衣のフードで顔などを隠していた。)に、肩から提げていたカバン(現金、デジタルカメラ、運転免許証等在中)を無理矢理奪われ、その際、前方に倒されて引きずられ手や足を負傷しました。その後、犯人は北方向に走って逃げたとのことです。
被害者によると、襲われた場所は街灯が少なく暗かったため、犯人がどこから現れたか分からなかったとのことです。また、被害後、被害者の助けを求める声を聞いた付近の住民が犯人を追跡してくれましたが、捕まえることはできなかったとのことです。
被害者は、手や足にすり傷を負ったものの、幸い大きな怪我にはならずにすみました。
被害者は、「夜間の女性の一人歩きが危ないのは知っていたが、まさか自分が被害に遭うとは思っていなかった。」と述べています。このような被害に遭わないために以下のようなことを参考にしてください。
- 帰宅が遅くならないように心がける
- 夜間の一人歩きは避ける(特に女性)
- 帰宅が遅くなる場合は家族等に迎えに来てもらうか、車やタクシーを利用する
- 夜間は暗い道を避け、遠回りでも街灯が設置されていて明るく、できるだけ車や人通りの多い道を選ぶ